弊社の事業をご紹介いたします。

高度な作図技術

弊社は、鉄骨建築に用いられる「一般図」、「工作図(各詳細図)」「現寸図」の作図を専門としています。
建物(ビル、工場、倉庫等)を設計する際の設計図(平面図等建物全体の図面)をもとに、その建物で使用する鉄骨の1つ1つの部材について、サイズ、部材断面、接合部分等、詳細に表す鉄骨建築には欠かせない図面の作成を行っています。

弊社代表の20数年の作図経験により、作成図面が、実際の建築現場で適合するか否かを判断できる高度な解析力や作図技術、豊富な専門知識を有しており、これらと最新の専用 3D/CADソフトウェアを駆使することで、建築物に使用する鉄骨の詳細な部材単位まで落とし込んだ極めて精度の高い「一般図」、「工作図(各詳細図)」「現寸図」の作成を実施しています。

これにより、図面の解析力不足が原審で、建築現場で鉄骨の不適合を生じさせることもなく、高精度な図面の納品で、工期短縮へ貢献する等、発注元のニーズに、高いレベルで応えられ、お取引様からの信頼を頂いております。
鉄骨建築の現場では、「一般図」、「工作図(各詳細図)」「現寸図」を活用し、鉄骨組み立てが正確、スムーズに進められ、鉄骨建築には欠かせない重要なものです。
これらの図面制作を主事業とする弊社は、まさに鉄骨建築現場の屋台骨を支える重要な役割を担っていると自負しています。

ベトナム拠点の構築・優秀な外国人技術者の雇用環境の充実

また、国内での後継者、技術者の確保、育成することが困難な中、優秀な技術者を国内外へ数多く輩出しているアジアに目を向けました。
アジアの中でも現在、特に経済成長の著しいベトナムでは、工科大学を中心として、技術系の優秀な学生が多く、当社は、ベトナムの優秀な学生を確保し、「一般図」、「工作図(各詳細図)」「現寸図」の作成技術指導、育成を図りたいという考えに至りました。

その為の、下地、ルート固めの作業や情報収集を行う中、経済成長が著しいベトナム国内では、IT技術もまさに高度経済成長にあり、その分野に多くのビジネスニーズがあることが明らかになりました。

日本国内の鉄骨建築における「一般図」、「工作図(各詳細図)」「現寸図」作成という主事業のみでは、国内の設計需要、景気に左右されることもあるため、この機会に新たなビジネスの柱の構築も必要と考え、高度成長を遂げるベトナム国内に事業拠点を置き、事業拡大を図るという決断をいたしました。

この拠点では、工科大学卒業のIT関連技術に長けた優秀な人材を中心に現地採用し、
1.ソフトウェア、ウェブシステム、アプリの開発等、ベトナム国内におけるIT技術分野のビジネスニーズの受注
2.日本国内での原寸図受注案件データの送受信による3D/CADソフトによる作図作業
を主に行います。

ベトナム拠点の開設で、以下のようなメリットが生まれます。
1.IT関連技術や知識を有する優秀な人材確保
ベトナム国内企業より高水準賃金(1.5倍程度)での雇用が可能
2.成長著しいベトナム国内のIT関連業務の受注による事業拡大
現地の景気動向、経済状況等の情報をリアルタイムで収集できる
アメリカ、中国、インド等のIT関連外国資本が進出し、需要が高い
3.日本国内の技術者不足の解消
データの送受信により、原寸図の作成が可能であるため、日本国内での技術者確保拘る必要がない

人材確保、育成

この業界は、作図技術者の慢性的な人手不足に直面しています。当社も同様に、代表の後継者育成という中朝的な課題を抱えています。
会社の安定的発展と継続には、避けられないこの課題解決に向けて、人材確保、後継者育成に取り組んでまいりましたが、思うようには進まず、国内での技術者確保、育成には、限界があるという現実に直面し、思うような経営計画が描けない状況です。

国内需要、建築業界の景況

また、当社は現在、鉄骨建築の「一般図」、「工作図(各詳細図)」「現寸図」に作図が主事業であり、事業の特性上、国内の建築需要、景気に左右されることが十分に考えられます。
国内需要のみで会社経営、事業継続をしていく場合、それらのリスクを回避できず、経営上、多大な影響を受けることが予想されます。

このリスクを回避し、かつ事業の拡大を図るべく、ベトナム・ダナンに海外拠点を開設しました。